・おてらで介護者カフェ
毎月14日、本堂にて演奏会（ピアノ・二胡・ハンドベル・お琴・オカリナ）や、落語会、終活セミナー、音楽療法士によるレクレーション、健康体操などを企画。
リラックスをしていただいた後、自由な座談会で各々が心の中を明かし、時には涙を流しながらも「楽しかったです、来月も参加します」との声をいただいています。
地域のコミュニティーとして寺院を開放しています。

・介護用おむつの支援活動
先の見えない介護、突然の死別。手元にたくさんのおむつが残りました。
大切な方との別れで、深い悲しみの中にもかかわらず、「誰かの役に立ててもらえませんか」という気持ちと、おむつという品物をお預かりしたのが始まりです。

現在、手元には50ほどの新品の介護用おむつ（パットも含む）があります。
家族を見送った方からお預かりした品とプロジェクトに共感いただけた方からの寄贈の品です。ご遺族からお預かりする際には、故人や介護のこと、見送った後の生活のことをお話になられます。寄贈くださる方は誰かの役に立ちたい、介護は決して他人事ではないとおっしゃられます。介護用おむつを単なる消耗品とするのではなく、人と人との繋がり、支えられ合いの心へと繋がっていくことを目指しています。